胃の不快症状が長く続いてるのに検査をしても異常なし?機能性胃腸症の見極め方

機能性胃腸症には様々な症状が現れますので、似た症状を発症する他の病気との識別が重要になります。そこで機能性胃腸症に効果のあるサプリメントを考える前に、まずは機能性胃腸症の具体的な症状や2つの診断基準、病気の特徴を明らかにします。

機能性胃腸症には様々な症状が見られます。それらの症状に対して対症療法的にサプリメントを活用するために、まずは機能性胃腸症の代表的な症状やその特徴を具体的に見ていくことにしましょう。

機能性胃腸症の代表的な症状

  • 食後に胃がもたれる
  • みぞおちの不快感や痛み
  • 胃痛や胸やけがする
  • 嘔吐や吐き気がある
  • 食欲がない
  • お腹が張る(腹部膨満感)
  • すぐにお腹一杯になってしまう

上記ような胃の不快症状が続いたので、たまらずに内視鏡などの検査を受けたにもかかわらず、潰瘍や炎症といったハッキリ目にみえる病気が見つからない。このような症状は、かつては胃下垂や胃アトニー、さらに神経性胃炎や慢性胃炎、胃弱などと診断されていました。近年では炎症もないのに「胃炎」と呼ぶのはおかしいなどの理由から、「機能性胃腸症機能性胃腸障害機能性ディスペプシア機能性胃腸炎)」などと呼ばれるようになりました。

機能性胃腸症の2つの診断基準

機能性胃腸症の診断基準は、上記のような症状が3ヶ月以上持続、あるいは再発を繰り返し、内視鏡検査などによっても胃潰瘍や胃炎などのハッキリと目に見える病気が見つからないと言うだけでなく、さらに下痢や便秘などの排便の状態、頻度の変化などと関連していないという条件が付きます。

より具体的には、胃もたれなどが週に数回みぞおちの焼けるような症状や痛みが週に1回以上あれば、この機能性胃腸症の疑いがあり、なんと日本人の8人に1人が発病してるとも。年齢的には子供から高齢者まで年齢や性別を問わずに発症していますが、特にストレスを受けることの多い働き盛りの年齢層に多い病気です。

すぐにお腹いっぱいに・・・も要注意!

また、空腹感は感じるのですが、いざ食事を始めるとすぐにお腹が一杯になってしまう・・・といった症状も、実はこの機能性胃腸症である可能性があります。と言うのも、自律神経の乱れなど、何らかの原因により胃の動きが鈍くなると、胃に食べ物が入っても胃の上部が十分に拡張しなくなってしまい、それ以上の食物を受け付けなくなってしまうからです。

以上、機能性胃腸症に関しては、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流制食道炎、さらには胃がんなどなど、まずは他の病気ときちんと識別することが重要ですので、その代表的な症状と具体的な診断基準を見ておきました。

いよいよ次の記事で、機能性胃腸症の原因と、そこから導き出されるサプリメントでの対処法について考えてみたいと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

はてなブックマーク
LINEで送る
up
Category : 胃痛・胃の不快感・胸焼け