ビタミンCの所要量と過剰摂取による副作用

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ビタミンCは水溶性ビタミンなので、たとえ過剰摂取したとしても余剰分は尿として排出されるため副作用の心配はほとんどありません。その一方で、下痢や吐き気といった一般的な副作用だけでなく、ごくまれにですが腎機能に関連する副作用も報告されています。

厚生労働省が定めるビタミンCの所要量と目的別必要量について

現在、厚生労働省が定めるビタミンCの1日の所要量はわずか100mg (妊婦は110mg、授乳婦で140mg) です。もっとも、この所要量は壊血病を防ぐために算定された最低必要量ですので、目的に応じてビタミンCの摂取量を増やすことが必要です。

ビタミンCの必要量は、個人差や目的によっても異なるわけですが、一般に次のように言われています。

  1. 健康を維持するための量 : 800mg
  2. 美容的効果が期待できる量 : 2000mg(※)

(※)「美容的効果が期待できる量」については、一説には3000mg~5000mgとも言われています。

ビタミンCの過剰摂取による様々な副作用について

ビタミンCは水溶性ビタミンですので、たとえ過剰摂取した場合でも、余剰分は尿として排出されるため、副作用の心配はほとんどありません。ですので、ビタミンC の摂取上限は基本的に無いと考えても良いのですが、一般的に以下のような過剰摂取による副作用が報告されています。

  • 1000㎎を超える摂取で下痢を起こす
  • 空腹時に2000㎎の摂取でごくまれに吐き気をもよおす

これらの副作用程度であれば、異常が出た時点で摂取量を抑えるなり、摂取するタイミングを工夫するなりして副作用を回避すればそれで済むわけですが、やはりどうしてもビタミンを分解するために腎臓などに負担がかかってしまうため、ごくまれに以下のような副作用も指摘されています。

  • 尿の潜血反応に影響
  • 尿路結石

さらに、サプリメント大国アメリカでは、ビタミンCのサプリメントを長期間に渡って大量に摂取したことにより、腎機能に障害が起こったことが話題になったことがありました。また、人によってはたった500mg程度のビタミンCでも腎臓結石の原因となったケースもあるそうなので、長期的にビタミンCを服用する場合には、特に腎機能に異常が出ていないかどうかを常にチェックしておく必要がありそうですね。

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