ビタミンCが風邪に効く!のウソ、ホント

Category : 風邪

ビタミンCが風邪に効果があると言うのは本当なのでしょうか?実は風邪に対するビタミンCの効果は現在でも諸説入り交じっています。そこで、風邪対策としてビタミンCの大量摂取を世界で初めて提唱したポーリング博士の学説を具体的に見てみることにしましょう

サプリメントによる風邪対策を考えた場合、まず真っ先に頭に浮かぶ成分は「ビタミンC」ではないでしょうか?現在では市販薬にビタミンCを配合し、それをウリにするケースも増えていることから考えると、それくらいビタミンCが風邪の予防や治療に効果があると、広く一般に認知されていると言えますね。

本当にビタミンCは風邪に効果があるの?

しかし、ビタミンCが風邪に効果があると言うのは果たして本当なのでしょうか?

実はこの点に関して、現在でも諸説入り交じっていると言うのが現実のようです。そこでこの記事では、まず最初に風邪の予防や治療にビタミンCが注目された経緯にさかのぼってみることにします。

風邪にはビタミンCの大量摂取が効く!ポーリング博士の主張

そもそも「風邪にはビタミンCの大量摂取が効く!」という説を世界で最初に唱えたのは、ノーベル賞を二度も受賞した20世紀最大の偉人の一人と謳われる故ライナス・ポーリング博士です。博士は自らの著書「ビタミンCと風邪」の中で、1日5~10gという大量のビタミンCを摂取すれば風邪を予防でき、たとえ感染したとしても、かぜをひいた直後から1時間に1回500~1000mgずつビタミンCを数時間とれば、風邪を短く、かつ症状を軽くすることができると主張しました。

臨床試験の結果はまちまち。しかし、その半数で効果が

その後、この説を検証するために、さまざまな分野で数十件もの研究や臨床試験が行われましたが、残念ながらその結果はまちまちだったとか。しかし、ほぼ半数の研究で博士の方法を支持する結果が得られたことから、結局博士の唱えるビタミンCの大量摂取は、風邪予防効果はともかく、治療面ではある程度の効果が期待出来るという結論に至ったそうです。

ポーリング博士ご自身がビタミンCの大量摂取による効果を実証

ポーリング博士は93歳で亡くなるまでの晩年の6年間は、1日に1万2000mg~1万8000mgものビタミンCを毎日摂っていたといわれています。現在一般的に言われている健康を維持するためのビタミンCの大量摂取の場合の推奨量が「1日800mg」であることを考えると、その実に15~20倍以上もの恐るべき分量を毎日とりつづけてらしたわけですが、少なくとも博士が93歳もの高齢まで健康で長生きされたと言う点だけでも、その理論があながち的外れであるとは言えないのではないでしょうか。

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