風邪の諸症状が発症するメカニズムを知ろう!

Category : 風邪

体内に侵入したライノウイルスはどのような活動をするのか?そしてそのウイルスの活動に対して身体の防御システムがどのように反応するのか?これらを理解することにより、くしゃみや鼻水、咳などのいわゆる風邪の諸症状発症のメカニズムがわかります。

感染確率をグン!と下げる風邪ウイルスの特徴から考える風邪予防法」では風邪の代表的なウイルスであるライノウイルスの感染経路と、それに基づく予防法について考えてみたわけですが、この記事では、体内に入り込んだライノウイルスが具体的にどのように活動するのか?そしてそのウイルスの活動に対して身体がどう反応するのか?くしゃみや鼻水、咳などのいわゆる風邪の諸症状発症のメカニズムを明らかにしてみたいと思います。

体内に入り込んだライノウイルスの恐るべき活動

たとえばライノウイルスの代表的な感染例、つまり感染者のくしゃみによって飛散したライノウイルスを口や鼻から直接吸い込んでしまった場合を考えてみましょう。口や鼻から体内に侵入したウイルスは唾液と一緒にのどの奧へと運ばれていきます。その一部は食道を通って胃に到達し、胃液によって死に絶えますが、胃への落下を免れたライノウイルスはのどの粘膜にとどまり、その中でも守りが手薄な部分を見つけて、やがて細胞内に侵入していきます。

一度のどの粘液細胞内に侵入したライノウイルスはまたたく間に増殖、つまり自分のコピーをどんどんと作り出していくわけですが、その増殖能力は非常に高く、なんと2~3時間の間に10万個以上ものウイルスを作り出すとも言われています。

身体の防御システムが作動してウイルスを撃退!そのための宿主反応が風邪の諸症状だった

当然、このような侵入者(ライノウイルス)の過激な活動に、身体の防御システムも黙ってはいません。ここで言う防御システムとは具体的には主に白血球のことですが、白血球はウイルスの感染を認めるや、すかさず感染部位に集結し、ウイルスが立てこもる細胞を破壊し始めます。その結果として生じるのが、いわゆる風邪の諸症状である、くしゃみ鼻水などで、それは風邪ウイルスが直接的にもたらす症状ではなく、ウイルスを撃退するために現れる宿主反応ということになりますね。

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